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運輸安全マネジメントに関する取組みについて

令和元年度の目標およびその達成状況

重大事故件数

【目標】
0件
【結果】
0件(自動車事故報告規則第二条第三号に該当する事故)

有責事故発生件数

【目標】
5件未満
【結果】
22件

令和元年度の具体的取組み

情報伝達およびコミュニケーションの確保

全社会議
(12回実施)
現場巡視
現場の安全状況を確認するため、役員、管理職による年末年始安全総点検を実施しました。また、ゴールデンウィーク・盆においても現場応援を兼ねて、適宜巡視を行いました。

安全管理体制の構築・改善に必要な教育・訓練等

安全講習
(外部講師を招いて2回実施)
高速バス教習
新たに高速バスを担当する乗務員に対し机上教習を行ったうえ、ベテラン乗務員がバスに同乗し、実地教習しました。

安全設備の充実

  • 安全機能を強化した新型車両(車両安定制御システム、車両ふらつき警報、衝突被害軽減ブレーキシステムを装備)の導入
  • モービルアイ(衝突防止システム)の導入

安全管理体制の強化

  • ストレスチェックの実施

令和2年度の運輸安全マネジメントに関する取組み

安全統括管理者

事業本部部長  榎本寛司

基本方針

  • 社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、輸送の安全の確保に主導的な役割を果たします。

    また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます。

  • 輸送の安全に関する「計画の策定、実行、チェック、改善」を確実に実施し、絶えず輸送の安全の向上に努めてまいります。

    また、輸送の安全に関する情報については積極的に公表いたします。

重点施策と目標

  • 輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令および安全管理規程に定められた事項を遵守します。
  • 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正処置または予防措置を講じます。
  • 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達、共有します。
  • 輸送の安全に関する教育および研修に関する具体的な計画を策定し、これを的確に実施します。

令和2年度の目標

  • 重大事故件数
    【目標】
    0件
  • 有責事故発生件数
    【目標】
    10件未満

重点施策と目標

  • 社内での教習や会議等で安全が何よりも優先すること、それに関する法令を遵守することを説き、お客様の命に関わる危険を惹起してはならないという安全第一の風土作りに努めます。
  • 全社会議を月に1回開催し、現場部門も交えた情報の伝達および情報の共有化を図ります。
  • 定期点検整備を充実させるため、チェック体制を整えます。また、リコール対象車両が発生した場合は、遅滞なく対応します。
  • 定期的に外部機関の講習に運行管理者、整備管理者を受講させ、管理機能の強化を図ります。
  • 安全講習を実施し、乗務員の安全意識および運転技能の向上を図ります。

内部監査結果(現況ヒアリング)

  • ヒアリング対象者社長・安全統括管理者
  • 実施日4月27日
  • ヒアリング者事業本部長
  • 内容
    1. 運輸安全マネジメントの実施状況

      安全最優先並びに法令遵守の重要性については、管理職が出席する部課長会議で安全情報の豊富化を図られています。これまでは比較的大きな事象についての情報共有でありましたが、下半期からより一層広範な他社不祥事の事例や安全への取組み、バス業界の技術関係のトピックスなども対象とし、従前にも増して情報の豊富化が確認できました。

      また、運転手を主対象とする9月・2月の安全講習では、会社が訴求したい内容について講師と十分に連携しながら内容の充実化が図られています。同講習では社長自ら直接に自らの言葉で安全への思いを運転手に訴求されており、経営トップが主体的に関与していることが認められます。

      安全に関する設備投資については限りある予算のもと、内容を慎重に吟味し、費用対効果を増大していく姿勢がうかがえます。

      現場とのコミュニケーションについては、現業部門も含めた部課長会議での積極的な意見交換により、運行部門・整備部門の課題や今後の取組み等の共有化が図られています。その他、ゴールデンウィーク・盆・年末等には白浜駅・アドベンチャーワールドに社長自ら立ち会って、直に運転手とコミュニケーションを図りつつ現場の状況を把握する等、精力的に行動されており、良好であると思われます。

      労働組合に対しては、日常的に執行部と活発な意見交換を行うことにより、会社としての方向性や考えを伝えるとともに、労働組合からは運転士の要望や現場の思いを傾聴し、双方ともに良好なコミュニケーションの構築に努めておられます。

    2. 目標の達成度

      年度目標「重大事故0件・有責事故5件未満」に対し、令和元年度の結果は「重大事故0件・有責事故22件」となり、残念ながら目標には大幅な未達となりました。特に複数回事故を惹起している者が5名もあったので、それらの者への指導・教育が急務であると考えます。添乗指導や面接指導等で安全への心構えを説諭していただきたいと思います。また、今年度から事故が多発する曜日や時間帯、系統、休日明け後の日数等、事故を分析するファイルを作成されておられます。今後はそれを活用して事故内容を詳細に分析し、その上で再発防止策を策定するなど、次年度こそ目標を達成されることを期待します。

    3. 取組み

      NASVA講師を招聘しての安全講習の内容は、事前打合せで会社の要望を取り入れていただき、会社の思いを反映した講習を実施しています。令和元年度は「事業用自動車を運転する心構え」・「事業用自動車の運行の安全、乗客の安全を確保するために遵守すべきこと」・「乗務中の乗客の安全を確保するために留意すべき事項」・「乗客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項」・「危険の予測及び回避並びに緊急時における対処方法」・「運転者の運転適性に応じた運転」・「交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対処方法」・「健康管理の重要性」・「安全性の向上を図るための装置を備えるバスの適切な運転方法」について教育がなされていました。また、同講習では社長自ら運転手に語りかけることで安全第一・法令遵守が当社事業の要諦であることを認識させるように努められています。

      その他、映像を活用した教育にも注力しており、前述のNASVA講師による安全講習では他社のヒヤリハット映像を活用して、運転手同士で意見交換を実施して、危険予知能力の錬磨を図っています。自社の映像についてはヒヤリハット映像の提出を呼び掛けられていますが、収集できてないのが現状のようです。今後はヒヤリハット映像に近似するものとして事故発生時の映像を活用して「どのようにすれば事故が防げたのか」、「どこに危険が潜んでいたのか」といったことを気付かせるような教育も映像を用いた教育として効果的かと思います。事故惹起者に対して、事故映像を本人と共に視聴して、事故原因の分析や再発防止策について意見交換が実施されていました。

    4. 今後の課題

      総じて概ね良好であると思われます。今後とも社内での情報共有をスピード及び頻度の両面で高め上げ、安全統括管理者は適時適切に現場を把握した上で、安全に関して今以上に積極的に社長と意見交換を実施していただければと思います。安全統括管理者が会社と現場とのパイプ役となることが安全のみならず組織としての活性化にもつながるものと感じます。

組織体制及び指揮命令系統並びに事故・災害等に関する報告連絡体制

安全管理規程

運転者・運行管理者・整備管理者及び事業用自動車にかかる情報

  • 運転者56人
  • 運行管理者13人
  • 整備管理者3人
  • 事業用自動車の数55両(乗合36両・貸切19両)